とりあえずいってみる?

スローペースな旅やらおでかけやらの備忘録。

蓮と古墳と忍城と

レンタサイクルで巡る行田

 2017年7月21日
JR行田駅-古代蓮の里-さきたま古墳群-忍城址・郷土博物館-JR行田駅

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行田には「古代蓮の里」という、蓮の花園がある。
そして行田と言ったらさきたま古墳群。
生まれも育ちも埼玉県なので、行田と言ったら古墳のイメージがある。
このふたつは以前もレンタサイクルで巡ったことがあるのだが、今度はそれに加えて忍城も観光しようと出かけてみた。 

自転車を借りる

今回はJR行田駅を利用したので、駅前の観光案内所で自転車を借りることにする。
観光地を巡回するバスもあるのだが、自由度がきくので自転車で観光する。

レンタサイクルは普通のものは無料だが、500円出して電動アシスト付きの自転車を借りる。
体力がないのでアシスト大事。
返却時間は15時半だが、観光を開始する時点ですでに10時。
果たして今日の予定は全部こなせるのか!?

 

古代蓮の里

自転車を漕ぐこと約40分。電動アシスト付きとはいえ、炎天下の自転車は大変だ。
体力のない私はのんびりと運転なので結構時間がかかってしまった。
蓮は午前中の早い時間に開き、午後には閉じてしまう。
到着したのはすでにお昼近くなので人も少なく、売店ものんびりしている。
引き寄せられるように近づくと、蓮の実のおこわが売られていた。「残りわずかですよ」と言われ思わず購入。
塩気が身体に染み渡り、蓮の実もホクホクとしていて美味しかった。

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園内の池には復活させたという古代蓮を中心としてたくさんの花がある。
入口付近には世界の蓮園があり、時期を少しずつずらしながら華やかに花を咲かせている。
これで無料なのだからありがたい。

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そびえ立つタワーは「古代蓮会館」という名前で、ここは有料だ。
中には蓮の歴史や自然に関する展示もあり、2階の展望室からは田んぼアートも見渡せる。
この年行田が舞台となるドラマが題材になっていた。
田んぼアートの設計図などもあり興味深い。
売店で行田名物ゼリーフライを購入し、カリッと衣とソースを味わったら次の目的地へ出発だ。

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さきたま古墳群

のんびりとした風景の広がるサイクリングロードを走って古墳群へ到着。
ここは埼玉県名の由来になった土地であり、埼玉県章は勾玉がモチーフになっているのだ。

稲荷山古墳→将軍山古墳→丸墓山古墳→愛宕山古墳と巡る。
古墳は公園内に点在しているので、自転車で移動できる。
車だと駐車場に置いて歩いて見学することになる。自転車借りていてよかった…。

稲荷山古墳

前方後円墳。2基の埋葬施設が発見され、副葬品などはさきたま史跡の博物館に展示されている。

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将軍山古墳

前方後円墳。一部が博物館になっており、当時の地層や復元された石室を見ることができる。

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丸墓山古墳

忍城攻めの際、石田光成が本陣を構えたという円墳。
実際ここからは復元された忍城が小さく見える。
駐車場から古墳までの道は今は桜並木になっているが、石田堤の一部だそう。

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愛宕山古墳

埼玉古墳群の中で最も小さい前方後円墳だそう。

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 暑さと時間の関係で古墳巡りはこのあたりで切り上げ、県立さきたま史跡の博物館に入ることにする。

 

県立さきたま史跡の博物館

入口付近には「埼玉県名発祥之碑」があるのだが、その向こうになにやら古い家屋がある。
旧遠藤家住宅」とあり、幸手市から移築された江戸時代の米農家のものだそうだ。
昔の生活が垣間見えて面白かった。

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この博物館は最初に見学した稲荷山古墳から発掘されたものを中心に展示されている。
国宝である金錯銘鉄剣(こくほうきんさくめいてっけん)など、一部を除けば写真撮影も可能だ。
将軍山古墳から発掘された馬の兜などもある。
あと、馬の埴輪がはに丸くんのひんべえに似ている。

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忍城址と行田市郷土博物館

最後に大急ぎで忍城をめざす。
復元された三階櫓は行田市郷土博物館から渡り廊下のような形でつながっており、こちらも資料館になっている。
博物館の入口は涼しくとも櫓部分は冷房が入っておらず暑かった…平日で人が少ないからだろうか。
展望エリアからは外が見えるが、石田光成が本陣を構えたという丸墓山古墳の位置はわからなかった。
どうせなら忍城からも丸墓山古墳の案内板があればいいのに。

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博物館は古代の埴輪から中世・近世の城下町、明治以降足袋の産地として栄えた行田市の歴史が詰まっている。
今度来た時はもっとゆっくり時間をかけて見学してみたいものだ。

 

行田は見どころが満載

駆け足だが行きたい場所は全て行き、時間ギリギリで自転車を返却する。
予定をこなせたのは全てこの自転車のおかげだ。電動アシスト付き自転車最高。

古代の古墳文化から始まり戦国の世にも有名な戦の舞台になり、明治の産業でも輝く行田。実に見どころ満載で観光のしがいがある街である。
今回は欲張っていろいろ回ったが、まだ訪れていない古墳や行ってみたい石田堤の場所もある。
桜の季節も素晴らしいとのことなので、またゆっくり訪れたいと思う。

 

4travel.jp

行田市観光協会

行田市観光案内所

古代蓮の里

埼玉県立さきたま史跡の博物館

行田市郷土博物館

 

行田市のマンホール

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街で見かけたマンホールいろいろ。
忍城や蓮がデザインされていた。
左下の子供が川で遊んでいるものは、荒川左岸北部流域下水道のものだそう。
これも地域によって違うそうなので、別のものも見てみたい。