とりあえずいってみる?

スローペースな旅やらおでかけやらの備忘録。

バスツアーで花めぐり

バスツアーで行くアサヒビール工場と紫陽花・菖蒲・ジャカランダ

2018年6月14日(木)
アサヒビール神奈川工場-開成町あじさいまつり-小田原フラワーガーデン-ATAMIジャカランダフェスティバル2018-鈴廣かまぼこの里
 
ジャカランダは以前南アフリカのツアーパンフレットに載った写真をみてずっと本物を見たいと思っていた。その花が熱海で見られると知ったのは近年のこと。ふとバスツアーでも何かあるのではと探してみると、面白そうなものを見つけたので参加してみることに。
熱海ジャカランダ開成町アナベル小田原ハナショウブアサヒビール工場見学と軽食だがごはんが3食付いてくるというお得感満載なツアー。もちろんそれぞれの滞在時間は少ないだろうから、気になった場所はまた個人で行くことにして下見のつもりで出かけてみた。

海老名サービスエリアのメロンパン

最初に立ち寄ったのは海老名サービスエリア。ここは広いのでツアーなどのトイレ休憩では定番なのだが、メロンパンでも有名である。そして3食付の1食目は「ぽるとがる」のメロンパン
バスが出発してから配られたが、この日も混雑していて短いツアー休憩時間だけでは買えなかっただろうとのこと。このメロンパンは、メロンエキスが練りこまれてあり、口コミでその美味しさが広まり大人気になったのだそうだ。
 
が、しかし。
私はメロンパンは大好きだがメロンは苦手だ。更に言うとメロンに憧れ、その形を模したのがメロンパンのアイデンティティであって、メロンの味がするメロンパンは邪道だと思っている。よってこの手のメロンパンを買ったことはないし、こんな機会でもなければ食べることもないだろう。
 
メロンの味はそれほど濃くなく、思ったよりもあっさりとしてなかなか美味しいメロンパンでした。(←結局食べてる)
 

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アサヒビール神奈川工場

ビール工場の見学は10時くらいから始まった。ビールの仕込みから出荷の過程までを1時間ほどかけて説明を聞きながら見て回る。
以前町内会のバスツアーで茨城工場を見学予定だったが、諸事情により行程をカットされたことがある。楽しみにしていたのでがっかりしたものだが、今回はカットされることなく午前中からの見学である。しかももちろん試飲付き。
 
二条大麦やホップを実際に触れたり、アサヒビールの歴史を聞いたりととても面白い。
・缶でも樽でも非熱処理をしたものが生ビール。
・この工場ではほとんどが缶製品だが、缶でも瓶でも中身は同じ。
・アサヒ・サッポロ・サントリーは同じ瓶を使っている(アサヒとサッポロは元は同じ会社)
など、興味深い話が聞けた。
 
そしてお楽しみの試飲タイム。おつまみはクリームチーズおかきが付いているが、他にも注文できるようだった。
この日はアサヒといったらのスーパードライドライブラック、新発売のグランマイルドが飲める。
20分だけなので前2種類はグラス半分にしておいたが、グランマイルドがさっぱりとしていて美味しかった。第3のビールでは最近認められたというレモングラスが入っており、アルコール7%と少し高い。ほろ酔い気分でバスへを戻っていったのであった。
 

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売店にもおかきをはじめ、オリジナル商品がたくさん
 

 開成町あじさいまつり

あじさいまつりの会場は思ったよりも広い。田んぼを囲むようによく手入れされた紫陽花が綺麗に花を付けていた。アナベルは道の両側にまとめて植えられてあり、白い道が清々しい。すごく晴れて暑いけれど。
 
あじさいまつり会場からは先ほど訪れたアサヒビール工場へのシャトルバスも出ているし、同時期に開催されているハナアオイまつり開場へも近い。開成駅からシャトルバスも出ているし、少し距離はあるが歩いてくることも可能だろう。
 
今回はバスツアーのため時間が全く足りず、売店が出ている本会場へもたどり着けなかった。次回は個人で訪れてのんびり散策しようと思う。
 

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バスに戻るとチャーハン弁当が配られ、車内でお昼。チャーハンと揚げシュウマイと漬物のシンプルなお弁当。男性では物足りないが、女性ではこれくらいの量でちょうどいいのかもしれない。
 

小田原フラワーガーデン

小田原フラワーガーデンでは花菖蒲・睡蓮まつりが開催されていた。しかし最初にトロピカルドーム(温室)を目指す。
入場してまず目に入ったのがドームの上の方から滝のように咲いているブーゲンビリア。盛りはかなり過ぎてしまっているのが残念だが、迫力ある姿だ。
 
そして実はここはヒスイカズラに力を入れていて、春先に来ようとしたが都合がつかずに諦めた場所だ。ホームページを見れば、現在2番花が少しだけ咲いているとあったので行ってみた。しかしもう終わりだったらしく、ひと房だけ見ることができた。
 
他にも三大花木だというカエンボクがあるとのことだが、遠すぎてよくわからず。受付で双眼鏡を貸してくれるそうなので、時間があればじっくりとみてみたかった。
 

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ヒスイカズラとパキスタキスルテア
 
 有料入場した人には冷えたひとくちバラゼリーをもらえたので、それを食べながら奥のハナショウブ池を目指す。バラの回廊もあり花数は少なくなっていたが、可憐なバラを楽しむのも忘れない。
そして梅園はたくさんの梅の実が落ちていた。もったいない。さまざまな種類の梅が植えられているらしく、梅の花の季節に訪れても楽しそう。
 
睡蓮の浮かぶ池の周りではツアー客を中心にみんなのんびりと寛いでいた。が、私は寛ぐ暇もなく奥まで散策することもできないまま時間となってしまった…。
 

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花菖蒲と睡蓮の組み合わせは涼しげ
 

 ATAMIジャカランダフェスティバル2018

いよいよメインの熱海のジャカランダフェスティバル。そしてやはり時間が全然足りなーい!
とうとう本物のジャカランダの花と対面したが、感動する間もなく歩き回る。木はまだまだ小さく低い。
写真で見た海外のような、一面の花びらの絨毯とは程遠いが、どんどん大きくなって立派な並木道になるのも楽しみだ。
 

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まだ木は小さいけれど花はたくさんついていた
 
すっかり忘れていたが、添乗員さんに連れられて糸川遊歩道のブーゲンビリアも見に行く。正直ジャカランダよりこちらの方がすごかった。狭い場所に密集しているせいだろうか。
時間がないとわかりつつ、川の側まで下りてみる。川は海の生臭さがするのだが、ブーゲンビリアは綺麗だった。
 

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糸川に降りかかるように咲くブーゲンビリア
 

 鈴廣かまぼこの里

最後は小田原まで戻って鈴廣でお買い物。本店・博物館と並んでかまぼこの里という大きな買物センターが並んでいる。駐車場には大型バスが何台も止まり、人がごった返している。
30分くらいの時間でこの広い店内を見て回る気がしなくなっていたため、お土産はバスで注文していたチーズ入りかまぼこだけにして早々に戻る。
夕食はバスで沼津のお寿司が配られた。17時と早い時間ではあったが、お寿司なので持ち帰るわけにも行かず食べてしまう。
 

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格式高そうな鈴廣本店
 
 時間が足りないのは重々承知のよくばりバスツアー。いろいろなものを見て食べて飲んで大変お得だった。そして何処も個人では行きにくい場所だったのでありがたい。
今度は気になった場所を個人でゆっくり行けたらいいなと思う。

 
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